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契約上の危険負担って知ってますか?
「危険負担」という言葉を聞いたことありますか?

言葉は聞いたことがあるけれど、内容はよく知らないという方がほとんどだと思います。

特にこれからマイホームを購入する予定の方、家を建築する予定の方のように、大きな買い物をする方は契約するときに気を付けておかなければなりません。

大きな契約をする時は、基本的なチェック事項に専念するあまり、可能性が低いであろう事項についてはチェックが甘くなることが多いのです。

危険負担を簡単に説明すると、契約をした後に、どちらか一方の債務が履行できなくなったときに、その危険はどちらが負担するの?というものです。

もう少し具体的にお話しすると、例えば、あなたがマイホームを買う契約を1月10日にしたのだけれども、その家の引き渡し日が2月1日の場合、あなたの責任じゃないのに1月10日〜2月1日の間に火事などにより家の引き渡しを受けることができない状態になった場合、この時の危険はどちらが負担するの?というものです。

上記の例のように、マイホームのような特定物の場合は買主が危険を負担するルールになっています。つまり、買主は、マイホームが焼けて引渡を受けることができないにもかかわらず、契約代金全額を売主に支払うことになります。

危険負担の考え方は、売主に責任があるかないか、買主に責任があるかないか、対象となる物が特定物なのか不特定物なのか等によって結論が異なりますので、注意が必要です。

上記はマイホームを買う契約でしたが、マイホームを建てる契約の場合は結論が異なります。

どちらにせよ、危険負担のことを知っていると、契約してから引き渡しまでの間にあなたがしなければならないことの行動が変わってくるはずです。

また、法律のルールとは異なった危険負担の規定を任意に変えることもできますので、やはり、大きな買い物をする際は、きちんと危険負担の条項も検討しておくことが大切といえるでしょう。

・・・この先のお話はまたいつかどこかで。


著者: 今本聖明
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